about Pelvic floor
骨盤底とは、 骨盤の底から臓器を支えているとても大事な構造です。
この構造が弱まると…
尿もれ、過活動膀胱、骨盤臓器脱
などの症状がでてきます。
当センターでは男性女性
それぞれに合わせた治療が可能です。
当センターは専門職が結集し、
「チームにいむら」の力で世界標準レベルの診療を目指しています。
最高の医療をしたい。そこに妥協はない
泌尿器科医師、婦人科医師、放射線科医師、
リハビリテーション科スタッフ、
骨盤底筋体操担当看護師
2020年4月より始動
婦人科診療開始
「泌尿器科」「婦人科」にまたがる分野の疾患に対応可能です。
当センターは男女問わず骨盤底全般のお悩みに対応致します。
尿もれ、外陰部の違和感、排尿に関することなど、お気軽にお電話ください。
method of treatment
仙骨膣固定術とは、骨盤臓器脱を治すために「膣壁と膀胱」、「膣壁と直腸」の間に医療用メッシュを固定し、そのメッシュの端を引き上げ、仙骨前面に固定する手術です。これをロボット支援で行います。従来型の腹腔鏡手術よりもより精密で繊細な作業が可能となります。傷口も1~1.5㎝ととても小さいです。患者様に負担のかかりにくい、やさしい手術です。
\鹿児島市初/
過活動膀胱の治療法です! (これまでお薬で効果がなかった方が対象です)
<過活動膀胱の症状>
●頻尿(おしっこが近い)
●尿意切迫感(我慢が出来ない)
●切迫性尿失禁(トイレまで間に合わない)
<世界90か国で認められた
高い安全性・有効性>
膀胱壁内に注射した薬剤が膀胱の神経に働きかけ、筋肉がゆるみ、過活動膀胱による種々の症状を改善します!
この治療は過活動膀胱だけでなく、様々な疾患の治療薬として世界90ヵ国以上で認可されています。日本でもまぶたや顔面のけいれん、首や手足の姿勢異常、腋窩多汗症、斜視などに対して治療薬として用いられています。
仙骨神経刺激療法とは、排泄に関係する神経に持続的に電気刺激を与えることによって、過活動膀胱の症状の改善を図る治療法です。
咳・くしゃみ・ジャンプ・重い物を持ち上げるなど、おなかに力が入ったときに尿が漏れてしまうタイプの尿失禁(腹圧性尿失禁)が手術の適応となります。
<腹圧性尿失禁の原因>尿道周囲の支持構造が緩んでいることが失禁の原因です。
特殊素材でできたメッシュ状のテープを尿道の裏側に通し尿道の支持構造を再構築して、おなかに力が入った時の尿もれをくい止めます。テープの端をどこに通すかによって2種類の術式(TOT手術/ TVT手術)があります。尿漏れの程度や年齢・既往歴・合併症・画像検査などを考慮して術式を判断致します。恥骨上あるいは足のつけ根の皮膚に5mmほどの切開が2ヶ所必要ですが、小さな傷であり皮膚を縫う必要はなく抜糸の必要もありません。
膀胱尿管逆流症の治療法です!
通常腎臓でつくられた尿は、腎臓→尿管→膀胱→尿道へと流れ、外へ排出されます。
しかしこの病気にかかると、尿道→膀胱→尿管→腎臓と逆流を起こしてしまいます。
<診断がつくまでの症状>
●尿路感染症
●高熱と側背部痛による腎盂腎炎
●頻尿
●排尿時痛などの膀胱炎 など
<膀胱尿管逆流症の原因> 通常、膀胱内に圧がかかると尿管と膀胱のつなぎ目が閉じ、逆流しないようになっていますが、そのつなぎ目に異常があると、閉じ切らずに逆流してしいます。逆流の程度は5段階に分類ができ、最も軽いのがⅠ度(GradeⅠ)で最もひどいのがⅤ度(GradeⅤ)になります。
当院での治療法はDeflux(デフラックス)という薬をこのつなぎ目に注入し、正常な形に近づけ、逆流を防ぐというものです。(経尿道的Deflux注入療法)
骨盤臓器脱は膀胱、膣、直腸などの骨盤臓器を支える組織が弱くなることが原因で発生します。有効な薬物療法はなく、治療の基本は手術療法になります。TVM手術とは下垂した臓器をメッシュでハンモックのように支えて治療する手術方法のことです。
MEDICAL CARE
骨盤底筋体操とは肛門と膣をキュッと締め、骨盤底筋を鍛えて尿もれを予防する体操のことです。当院では看護師・理学療法士・作業療法士が専門となって、下記の疾患に対し適切な体操や生活指導を行っております。
腹圧性尿失禁
切迫性尿失禁
頻尿
過活動膀胱
早漏
骨盤臓器脱
(膀胱、子宮、直腸などの下垂感)
腹圧性尿失禁
切迫性尿失禁
頻尿
過活動膀胱
性交痛