ダビンチの導入・実績WORKS
鹿児島県下初導入から10周年
技術の向上に磨きをかけて、手術症例数1900例突破いたしました。
(2024年9月現在)
近年、手術はより低侵襲かつ正確な技術が求められるようになっております。
前立腺がんに対する前立腺摘除術も従来の開腹手術から腹腔鏡下手術、そしてロボット支援下手術へと進歩してきました。当院では、前立腺摘除術はすべてダビンチにて施行しております。平成29年から腎部分切除も加わりました。ダビンチを導入した当初は、ロボット手術に不安を抱える患者様もいらっしゃいました。
今や、全国でロボット症例と実績が評価され、2018年4月から保険適用の手術も一気に増え現在29件となりました。ロボット支援下手術時代の幕開けです。
ロボット支援下手術の最大のメリットは、従来の開腹術と比較し、手術中の出血、術後疼痛や尿失禁の軽減、勃起能温存に優れ、入院期間の短縮、早期社会復帰が図れることです。そして、カメラの画像はとても鮮明で手振れをすることもなく、医師は着座をしながら安定した状況で長時間の手術ができます。これは患者様にとって、そして医師にとっても大変喜ばしいことです。
当院には、泌尿器科の女性では国内唯一のロボット外科ライセンサーの新村友季子医師がいます。国際ライセンスのダビンチの先駆者秦野先生の師事のもと、技術研磨して参りました。これからも、鹿児島の地でダビンチを通して世界レベルの技術を患者様にお約束いたします。
ロボット支援下手術に関するご相談、ご来院をお待ちしております。
これまでの当院での
前立腺がんのロボット手術実績
出血中央値100ml 術中、術後の出血による輸血はありません
重篤な合併症なし
術後6ヶ月での尿禁制97.3% > 開腹手術87.6%
ダビンチについてABOUT DAVINCI
当院の泌尿器科医は全員ダビンチのオペに関わっております。2名1組で行うオペですが、当院におけるスキル鍛錬の源は、毎週、執刀を行っている点です。専門病院だからこそ積み重ねることができる経験と実績を基に、個々のスキル向上とチームとしての総合力を培っています。チームにいむらにお任せください。
ダビンチ手術を行う患者様の
5つメリット
術中の出血が非常に少ない
術後の痛みが軽減
傷口(手術痕)が小さく、美容的にも良い
これまでの術式と比べ入院期間を短縮(約1週間程度で退院できます)
手術中の体への負担も軽く、痛みも少ないため早期の社会復帰ができます
専門病院ならではの強みFEATURES
“三位一体のチーム力”と
”個人の力”
泌尿器科スペシャリストが集結
泌尿器科のがんを診断する専門の放射線医師。術前チェックとダビンチの専門麻酔を行う麻酔科医。診察・手術を行う泌尿器科医が常駐して連携し、精度を高めています。
研磨された医師の執刀
ロボット手術といえども、システム主導でオートマティックに行われるのではなく、ロボットを医師やスタッフがすべて操作します。そのため、その複雑な操作の仕方や感覚というものがあり、日々の積み重ねにより研磨され強化されています。
そのため従来の開腹手術に比べ手術時間を短縮することができるので、患者様のご負担軽減はもちろん、見守るご家族様にもより優しい手法となります。
輸血は0、尿禁制改善97.3%
導入以来、術中の輸血は一度もありません。術後、我慢して排尿を意識的にコントロールできるかどうかの尿禁制改善率は、6ヶ月で約97.3%となり、重篤な合併症もなく早期機能改善が可能となります。