👨‍⚕️自己導尿ってご存知ですか?🔍

「自己導尿に関する 欧州泌尿器科看護協会(EAUN)ガイドライン2024」の翻訳作業に友季子理事長が参加しています。
本ガイドラインの日本語版は、日本臨床泌尿器科医会のホームページに掲載されています。

日本臨床泌尿器科医会のホームページから閲覧可能です。

何らかの原因で尿が出せなくなってしまった場合に、それを助ける手段の一つで、定期的に患者さま自身がカテーテル(細い管)を尿管から膀胱へ入れて、尿を出す方法です。

🩺適応になるケース
尿が出ない場合が多いですが、自力で排尿できても、残尿が多い場合には、自己導尿が勧められることがあります。

〇主な疾患
神経因性膀胱
前立腺肥大症
尿道狭窄
低活動膀胱 など…

⚠️尿が出ないとどうなる?
尿が出ないと膀胱が尿でいっぱいになり、その結果、膀胱内の圧力が高まって腎臓へ逆流が起こり、腎機能に障害を与える可能性があります。

✅自己導尿のメリット
・腎機能を守ることができます。
・膀胱機能の改善も期待できます。
・尿路感染のリスクを減らします。
・社会生活の復帰が可能で生活の質が向上します。

🤝一人で悩まず、ご相談ください。
自己導尿は、正しい知識と指導のもとで行えば安心・安全です。
泌尿器科では、医療スタッフが丁寧にご説明しますので、安心して始められます。

当院でも、自己導尿指導を行っております。まずはお気軽にご相談ください!