👩9月9日は骨盤臓器脱克服の日👵

第54回 女性の尿漏れ・骨盤臓器脱 無料電話相談キャンペーンを2024年9月9日(月)~13日(金)に開催します!
【無料電話相談キャンペーンは終了しました】
そして、電話相談キャンペーンの開始日でもある9月9日はひまわり会が設定した「骨盤臓器脱克服の日」です!🌟
ちなみになぜ9月9日かといいますと…骨盤臓器脱の英語表記(Pelvic Organ Prolapse)の頭文字「POP」と「909」の形が似ていることに由来しています👓📖

骨盤臓器脱とは、中高年女性では罹患率の高い疾患です。
子宮、膀胱、直腸といった骨盤内の臓器は、骨盤底によって支えられていますが、出産や加齢によって、骨盤底が傷むと臓器が下がってきます。
・おすそからピンポン玉のようなものが触れる。
・下腹部が引っ張られる感じ、下がってくる感じがする。
・今まであった尿もれが無くなった、少なくなった。
・尿の勢いが弱くなった、出にくくなった。など、このような内容に心当たりのある方は、骨盤臓器脱の可能性があります。

膀胱瘤は、一番発症例が多く、膀胱が垂れ下がって腟の前側の壁に向かって突出した骨盤臓器脱のことです。
膀胱が徐々に下がってくることで、下腹部の圧迫感や不快感、残尿感・頻尿・尿もれ、膀胱炎などの症状が現れます。

子宮脱は、骨盤の中にある子宮を支える筋肉が緩んでしまい、子宮の一部または全部が腟から脱出してしまう病気です。子宮が腟の外に飛び出していると、子宮頸部の粘膜が乾燥したり、下着にすれたりして傷つきやすくなり出血の原因になります。また、子宮筋腫などで子宮を摘出した後、腟が下がってくる場合もあります。

直腸瘤は、直腸と膣の間にある壁が弱くなり、直腸がポケット状にふくらんできて、膣から飛び出してくる病気です。主な症状は、いきんでも便が出にくいといった排便困難があります。そのほかに残便感、膣がふくれてくる、腟の違和感・重苦しさといった症状が現れます。

骨盤臓器脱の治療法は様々なものがあります。
「膣壁と膀胱」、「膣壁と直腸」の間に医療用メッシュを固定し、その端を引き上げ、仙骨前面に固定する仙骨膣固定術。
下垂した臓器をメッシュでハンモックのように支えて治療する経腟手術。
肛門と膣をキュッと締め、骨盤底筋を鍛える骨盤底筋体操。
膣内及び外陰部、尿道などにレーザー光を当て骨盤底筋を刺激し、膣全体が引き締める効果のあるインティマレーザー。
その他リング挿入など、症状の具合や患者さまの希望に合わせた治療を行うことができます。

骨盤臓器脱についてご紹介してきました。
最初の方でも紹介しましたが、にいむら病院では、2024年9月9日(月)~13日(金)14時~16時に無料の電話相談を行います☎


症状や状態に心当たりがある、また、骨盤臓器脱に伴って何か別の症状でお悩みの方、骨盤臓器脱だけでなく尿もれなどでもお悩みの方は、お気軽にご相談ください♪
お悩みの改善、治療、受診のきっかけになればと思います👩‍⚕️✨